刑務所民営化

刑務所はアメリカのように民営化するべきだ。

日本の刑務所は何をするにも1人の受刑者に対し、

 

1人の看守が立ち会うようになっている。

刑務所の職員は何かにつけて人員不足だという。

 

居室を開放し、食事は食堂で行い、

運動も各自が自由に行うアメリカのようにすれば人員不足は解消できる。

また人件費の削減にもなる。

 

刑務所は役人天国だと言える。

刑務所の係長クラスになると仕事は極端に楽になる。

 

いつ見ても刑務所の中をブラブラと歩いているだけだ。

看守の仕事は受刑者を看ることだが、中には寝ている職員までいる。

 

私の教誨に立ち会うY山という専門官は、教誨中はいつも寝てばかりいる。

この専門官には検閲という仕事が割り当てられている。

 

 

検閲とは刑務所に入ってくる図書の内容が刑務所の管理運営上、

支障をきたすようなことが記載されていないか等、

チェックする仕事だ。

 

この検閲を受けてからでないと受刑者の手元に購入した本は届かない。

 

受刑者の楽しみと言えば食べる事と読書が主だ。

Y山専門官は教誨に来る時に検閲する本を持ってくるが

検閲している所を見たことがない。

 

もうすぐバレンタインデーだというのに

クリスマスの本がまだ入ってこない。

 

何度もこんなことがあり何人もの受刑者が面接をつけたが

そんなことは屁とも思っていない。

 

居眠りをしていても給料がもらえるのだから、これほど楽な仕事は無い。

しかし、その給料はどこから出ているのかと考えると腹立たしい思いになる。

 

刑務所の所長や首席、処遇部長と俗にいう偉いさんは2年ないし、

3年で移動する。しかし専門官は変わらない。

 

刑務官になって30余年ずっと大阪刑務所に勤務し、専門官という階級で

定年退職を迎える。

 

実質、刑務所を支配しているのはこの連中だ。

古狸たちは刑務所のことを誰よりも、知りつくしているのだという自負がある。

偉いさんは、階級はワシらの方が上だという自負がある。

背の低い方が偉いさんで帽子や腕に金線を巻いている、

所謂キャリア組で統括か区長あたりだろう

背の高い方は腕に銀線をまいている看守長だろう

 

両者は互いに対立するが、ある部分では協力する。

如何に自分たちが楽をするか、このようなことばかりに両者は知恵を絞る。

ロクなことを考えない。

 

今までは第2、第3、土曜日に行われていた2級、3級集会を

金曜日の教育的処遇日に行うようになった。

何のための教育的処遇日なのか分からない。

 

受刑者の更生のための教育を施す日ではないのか。

土曜日に集会をすると誰かが集会のために出勤しなければならない。

 

どうしても連休を確保したい刑務所幹部たちは自分たちの都合のいいように

勝手な規則を作り、都合の悪い規則は勝手に廃止にするといった

刑務所の運営は看守たちの縦(ほしいまま)になっている。

 

塀の中のことは外部には分からない。

改正された新法には細部にいたる部分は明記されていない、

すべて所長の権限で決定することができる。

 

刑務所は徐々に以前の姿を取り戻すように動きつつある。

いったいどれだけ楽をすればいいのか、まさに役人天国ではないか。


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