刑務所を出てからどのように過ごしたかについてだが
病気になってしまった。私が本来、持っていた
脳の障害と付き合わなければいけなくなった
私は社会の歪についていけなくなった。
例えば政治家絡みの汚職や裏金献金、
政治家の発言そのものが嘘だらけ、
要は今の社会の仕組みに疑念を抱き始めて

すべての人が汚く思えてきた。嘘、嘘、嘘、嘘だらけ。
人と会話するのが怖い、表に出るのが怖い。
それでうつ病を発症するようになった
テレビで政治家の汚職や会社役員の
不祥事が発覚するニュースが流れると、
その度に私の精神は影響を受けるようになっていった
憤りを感じるようになった。税金を何だと思っているのか。
このようなことを繰り返しているうちに
睡眠障害を併発するようになった。
睡眠薬を調合してもらった
最初の内は効果を発揮していたのだが、
薬を飲んでも眠れなくなる。
薬をいろいろと変えてみるがすぐに睡眠障害に陥る

眠れないことがどれだけ辛いことか実感する。
うつ病も同時進行する
何も出来ない掃除も洗濯も炊事も完全に出来なくなった
母親も高齢でそう易々と面倒をかけられない。
入院するしかない。
どうやら私の頭はおかしくなったようだ。
病院へ行こうと決断した。
最初は近所のメンタルクリニックで状況を話した。
先生も私の頭がおかしいと思ったのか
大学病院を紹介してくれた。
昔から他人とのずれや生きにくさというという
観点から考えて母親にも同行してもらった。
大学病院ではいろいろな検査を受けた。
私の病名はADHD(注意欠陥多動症)と
ASD(自閉スペクトラム障害)だという事がわかった。
どうりで考え方が違うわけだ。
社会の汚さと私の持っている倫理観や
正義感からくる、ずれが原因でしんどくなるのだと思っていた。
しかし実際は正義感に強いこだわりがあり
現実の社会が許せないだけだという事が分かった。
私の前科は正義感から犯した犯罪が多い、
私利私欲の犯罪とは少し違う傾向がある。
母親に幼年期、小学生の頃、2回ほど
精神病院に連れて行かれたことがある
母親は私のことをADHDであると確信していたようだ。
しかし当時は今のように医学が進歩、
発達しているわけでもなく診断結果は白だった。
大人になってから初めて発達障害だと分かった。
先生に治るのかと尋ねるとあっさりと
「個性だと思ってあきらめてください」
と言われた。
かの有名な画家ピカソや物理学のアインシュタイン、
音楽家のベートーベンもADHDだったといわれている。


悲観することは無い、ホジティブに考える。
天才といわれる素質を備えているということだ
とよい方向に解釈する
社会に適応できないから私は3ヶ月に一回は入院を繰り返していた。
本当はずっと入院していたかったが行政で2ヶ月は
間を空けなければいけないと決められている。
完全に精神に異常をきたしていった
うつ病、睡眠障害、ADHD、ASD、希死念慮も生まれてきた
好きなことをしてきたツケが回ってきたのだと思った
人生を諦めかけていた、そのような毎日を過ごしていた
