神戸刑務所に物申す

領置金調べ

受刑者の所持しているお金のことを領置金という。

受刑者にとって大切なものだ。

 

神戸刑務所は受刑者に領置金の残高を調べさせない。

計画的な日用品の購入に支障を来たすことになる。

 

どこの刑務所でも領置金調べは随時行われている。

頻繁に領置金を調べられると何か困ることでも

あるのかと疑いたくなる。

 

会計課の職員による使い込みが原因で、

受刑者の領置金を少しずつ誤魔化して穴埋めに充てているだとか。

 

以前に刑務所長の使い込みが衆目の事実となったことがある。

刑務所という所は何が起きても不思議ではない。

 

洗濯

新品のシャツを洗濯に出すと黒ずんで返ってくる。

原因は洗濯工場の受刑者が横着をするからだ。

 

洗濯工場から落ちてきた受刑者の話では洗濯をする際に

洗剤を入れると泡が立ち、濯ぐのに手間がかかるので

洗剤を入れないで洗濯しているという。

 

とんでもない話だ。自分たちの洗濯をするときにはたっぷりと

洗剤を入れて時間をかけてするのだという。

そう言えば洗濯物が返ってきたときに洗剤の匂いがしたことは一度もなかった。

 

散髪

夏季の散髪はよいが冬季の散髪はたまらない。

散髪の後に頭を洗うことができるが、

水でしか洗えないため頭がちぎれそうになるぐらい痛い。

 

大阪刑務所では洗面器に二杯までのお湯を

使わせてくれたが神戸刑務所は水しか使わせてくれない。

 

配食

作業を終え舎房に戻ってくるとしばらくして

点検用意の号令がかかる。

 

点検を終えるとすぐに配食の号令がかかる。

号令がかかると受刑者は折りたたみの長机を出して

食事位置に着座しなければならない。

実際に食事が配られるまでの時間が実に長い、40分から50分近くある。

この間の交談は一切禁止されている。机の前に座り、黙って待つだけだ。

 

話をしていると指導小票を切られる、若しくは不正交談で取り調べになる。

受刑者にとって話をするなと言われることがどれだけ苦痛か。

 

なぜ交談を禁止するのか、一度職員に尋ねたことがあるが規則だからとしか説明できない。

無駄な時間を過ごすのであればせめて読書でもさせてもらいたいものだ。

 

取調べ

神戸刑務所は不正交談や脇見をすると一発で取調べになる。

大阪刑務所では不正交談や脇見は指導小票を切られ、

 

同じ事での指導小票が3枚で取調べとなる。

刑務所によって行状が違うというのは、一体どういうことだ。

 

休憩

他の刑務所では午前と午後に15分の休憩がある。

食堂に入ってお茶を飲んで交談することもできるが、

神戸刑務所には休憩がない。

 

休憩の代わりに茶便という時間があって

班ごとで順番に便所へ行き、

 

その帰りに食堂前に備え付けてあるポットで茶を飲む。

交談は禁止されている。時間にすると3分程だ。

こんなもん休憩と言えるか

 

 

足洗い

神戸刑務所は作業終了後の足洗いがない。濡れた雑巾で足を拭くだけだ。

大阪刑務所では工場にある洗面所で石鹸を使って足を洗わせてくれる。

 

刑務所では大抵、安全靴を履いて作業をするので足が臭くなる。

雑居で生活していると足の臭いでケンカになることもある。

足洗いをさせろ

 

発信制限

神戸刑務所は入所時に親族以外の者を5人まで登録し、

それ以外の者には手紙を出すことができない。

 

大阪刑務所では誰にでも発信することができる。

相手が未決拘禁者であっても発信は許可される。

同じ法務省の管轄でありながら処遇が違うのは納得がいかない。

 

視察

年間に何度か外部から巡閲官や刑事施設視察委員といった

関係者が刑務所を視察に来る。

 

刑務所の管理運営に何か問題がないか確認するという役割を担っている。

巡回する際には刑務所の幹部連中が5~6人ぐらいが同行する。

この日ばかりは看守たちも緊張を隠せない、普段とは受刑者に対する接し方がまるで違う。

 

普段は「しゃべるな」と威圧的に言う看守が、この日に限り

「話をやめなさい」と丁寧な言葉で注意をする。猫をかぶるな。

 

いつも受刑者に対して傲岸不遜な態度の看守が、

公務員らしく人権を尊重している看守のふりをする。

数々の人権侵害を行っている刑務所にとっては一番厄介な訪問者である。

 

巡閲官や刑事視察委員会に受刑者が面接を願い出るという制度もあるが、

事前に内容を聞かれ刑務所が不利になるような内容であれば面接を許可しない。

 

このことに異議申し立てなどしょうものなら

脇見や不正交談か何かの理由をこじつけて取調べに

上げられる。

 

巡閲官や刑事視察委員会の人間が実際の刑務所が

どのようなものなのかということを知る由はない。

普段の刑務所を見せてやりたい。

 

平成18年に監獄法は改正され、第三者が受刑者と面会をすることが

可能になったが、徐々に制限され今では改正前の

親族、内縁者、身元引受人という以前の規則に戻されている。

 

外部からの差し入れも可能になったが、これも一切禁止された。

これによって矯正局の高い商品を買わざるを得ない仕組みに戻された。

 

刑務所の中では、看守のやりたい放題で、受刑者はそれに従うしかない。

看守の機嫌次第で、理不尽な処遇を受ける

 

矛盾することや、納得できないことが多く、必要以上に抗議すると不利益を

被ることになる。

 

受刑者は自分の思っていることなど、言えないというのが現状だ。

反抗する者には国家権力によって罰を与え、

絶対服従の精神を徹底的に叩き込むというのが刑務所のやり方だ。

 

監獄法は改正されたが、刑務所は看守たちにとって都合のよいように

徐々に元の姿に戻りつつある。

 

それは今まで、都合のいいように勝手に変えられてきたという歴史がある。

社会から隔離された空間ではどんなことでも罷り通るというのが実情だ

刑務所がどのような所か少しは理解して頂けただろうか。